まだなにも決まっていない blog

まえだ治療院(兵庫県加古川市の整体院)

力動精神医学の歴史⑥「フロイトの精神分析」

みなさん、こんにちは、私です。

 

maedaaaclinic.hatenablog.com

 

の続きになります。

 

19世紀末から20世紀初頭にかけて、

精神医学史上の重要人物が登場します。

 

一人はドイツの精神科医クレペリン(1856-1926)

 

maedaaaclinic.hatenablog.com

 

そしてオーストリアフロイト(1856-1939)です。

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心理学が詳しくない方でも

フロイトの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

クレペリンフロイトは同じ年に生まれたという偶然もあります。

 

神経生理学者としてスタートしたジークムント・フロイト

「公式医学」とは決別して催眠法を捨て、

自由連想と抵抗分析、転移分析を開発した。

 

神経症精神分析療法を体系化し、

正常・異常心理学と文化領域に多大な影響を与えた。

 

フロイトは多くの神経症患者を診療した経験から、

こころには深層心理という奥深くの領域があると考えます。

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無意識・前意識・意識、エス・自我・超自我の心的装置や、

抑圧・防衛などの概念を用いた精神分析理論を

教義(学問的伝統)とする独自の学派を創設した。

 

エス・自我・超自我、3つのバランスで

こころが成立しているという理論を生み出し、

これをもとに精神分析を確立、のちの力動精神医学へと発展していきます。

 

1909年フロイトの米国クラーク大学での講演は、

精神分析が国際的承認を得る機会となり、

米国における精神医学や精神衛生運動への影響力を強めた。

 

フロイト学派からは多くの分派・流派が生まれた。

 

深層心理

人間には意識されない深層心理があるとして精神活動を

・意識

・無意識(自分でも気付いていない欲求や衝動など)

・前意識(通常は気付いていないが必要に応じて意識化したり、無意識化する)

の3つに分けた。

 

こころのしくみ

精神活動と同じように、こころの構造を3層に分けて理論立てた。

エス(イド)

無意識としてある人間の根源的な欲動、欲望

 

・自我(エゴ)

人格の中枢で、エス超自我のせめぎ合いを仲介、調整する役目をしている

 

超自我(スーパーエゴ)

エスに対して、検閲や抑圧を行う。良心、道徳、理想と呼ばれる、理性

 

このエス(欲動)と超自我(理性)がせめぎ合う時、

自我には葛藤がうまれます。

 

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そして自我はこころの安定を保つため、防衛機制を働かせます。

 

続く

 

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ではまた✋