まだなにも決まっていない blog

まえだ治療院(兵庫県加古川市の整体院)

人間の高次な機能、認知機能とは?

みなさん、こんにちは、私です。

 

人には認知機能と呼ばれる高次な機能があります。

 

これは他の動物にはないものですし、認知機能こそが人間らしさといっても

過言ではないかもしれません。

 

認知機能は出来事に対して認識して脳の中にインプットし、

それを理解した上で反応する能力です。

 

認知機能の内訳は

 

1)注意機能

2)作動記憶(ワーキングメモリー

3)言語学習と記憶

4)推論と問題解決

5)処理速度

6)社会認知

になります。

 

このうちどれか1つでも低下してしまうと、人は正しく反応できなくなります。

 

注意力がないと何事も散漫になってしまいますし、

 

記憶に留めておくことができないと約束が守れなくなりますし、

 

問題解決や処理速度が遅ければ、結果的に生活すべてが遅延していきます。

 

また社会認知とは「行動・感情や気分・思考」の3つからなります。

 

これは社会的状況が自分に影響を与えますが、

自分もまた社会的状況に影響を与える存在であるという相互関係になります。

 

「自分がしてもしなくてもなにも変わらないだろう」

と思っていても影響は必ずどこかに出ているということです。

 

脳トレと人の認知機能

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最近では認知症予防やそうでなくても脳を鍛える脳トレはかなり浸透した言葉だと思います。

 

ゲームで行えたり、脳トレの本など手軽に行えるのもいいですよね。

 

上記でも説明しましたが人の認知機能は注意力や記憶力、問題解決能力や処理速度など人間の高次で複合的な能力になります。

 

簡単にいってしまうと外からの情報・刺激に対して正しく反応できるか

(知覚・獲得・理解)になります。

 

もし正しく反応できない場合は認知機能障害になります。

 

脳トレは認知機能障害にも認知機能リハビリとして用いられます。

 

医療でもゲームを用いて認知機能リハビリということをしていますので、

認知機能の維持向上に自身で脳トレを行うことはいいことだと思います。

 

ただ一つ脳トレを行うにあたり大切なことがあります。

 

よくリハビリで使われる言葉に「般化(はんか)」という言葉があります。

これは実生活でいかに今行っていることが役に立つか?です。

 

脳トレも繰り返し繰り返し行えば、

問題を早く終わらせることができるようになった。

問題を解いていく中で間違えることが少なくなったなど

必ず向上していくかと思います。

 

しかしそれはあくまでもゲームに慣れた。ゲームが上手になった。だけで

脳トレが実生活に役立っているとは言えない状態です。

 

ですので、ゲームと実生活との橋渡し(ブリッジング)という作業が必ず必要になります。

 

例えば脳トレをはじめてから

 

「忘れ物が減った」

「以前より物事に集中できるようになった」

「車の運転でヒヤッとする場面が減った」

「料理の効率が上がった」など

 

脳トレをはじめてみて以前と今を比較することがより認知機能維持向上を強化し、

実生活に脳トレが般化されていきます。

 

もし今脳トレを頑張ってしている方は、以前は苦手に思っていたことが、

すんなりといくようになっていないでしょうか?

 

それが認知機能の向上であり、実生活を意識して行うことが大切になります。

 

脳の認知機能と音楽

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音楽には秘められたパワーがあります。

 

音楽には心と体に様々な効果をもたらすことが知られていますが、

もちろん脳も刺激してくれます。

 

最新の研究で、音楽をしている(したことのある)人の脳は、

そうでない人に比べ、脳領域の接続レベルがはるかに高いことがわかりました。

 

楽器のうまい下手は関係なく、絶対音感があることも関係ない。

 

さまざまな事情で音楽をやめてしまったとしても、子供の頃に培った音楽の力は、

読解力・記憶力・外国語の発音を高めるなど、一生を通じて音楽は、その人の役に立っています。

 

これは史上最多となる103名のプロの音楽家(および音楽をやらない人50名)が参加し、その脳が検査したことで判明しました。

 

特に際立っていたのは会話と音に関する領域(両半球の聴覚皮質)です。

 

また音楽家の聴覚皮質が、記憶・作業記憶・実行機能といった高次の認知機能を

になう領域とも緊密に結合していることも確認されています。

 

つまり、音楽によって育まれた緊密な結合は、音楽の能力だけでなく、

言語の学習や知能といった能力をも向上させている可能性があるということです。

 

なお音楽を始めた時期が早い人ほど、脳機能が強まる傾向であることが

わかっていますが、今からでも遅くないとのことです。

 

チャレンジすることこそが大切で、下手でもなんでも音楽に触れている経験が

脳にいい影響を与えます。

 

統合失調症と認知機能障害

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統合失調症

妄想や幻覚などが活発な陽性症状

引きこもりや何もする気になれないなどの陰性症状があります。

 

一昔前までは、

このふたつの症状が主たるものだと考えられていましたが、

新薬なども開発されて、このふたつの症状を抑えることができるようになってはきています。

しかしそれでも日常生活のしづらさが残ってしまうのが統合失調症です。

 

陽性症状、陰性症状に加えて統合失調症には認知機能障害が見られるからです。

 

陽性症状や陰性症状はある程度は薬の力を借りないといけないですが、

統合失調症で見られる認知機能障害のリハビリにも脳トレが活用されます。

 

eスポーツ、高齢者の認知機能を刺激

TVゲームというのは、子どもに悪影響があるなどの古い考えもあったりしますが、

今やeスポーツなど、プロゲーマーの人もいますし、

世界的にすごく広がりを見せている分野だと思います。

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eスポーツは若者だけではなく、高齢者の認知機能を刺激するとして、

実際にシルバーeスポーツとして盛んになりつつあります。

 

ゲームと健康というのは昔から研究が進んでおり、

特に自閉症の治療にゲームを用いることや、精神疾患の治療にも使われたりと

単に娯楽だけではありません。

 

もしかすると今は変わってしまっているかもしれませんが、

ニンテンドー64スーパーマリオが一番治療に優れたゲームとして選ばれています。

 

終わり

 

ではまた✋