まだなにも決まっていない blog

まえだ治療院(兵庫県加古川市の整体院)

発達障害は障害?個性?

みなさん、こんにちは、私です。

 

今からお話しすることは個人的な思いです。

 

最近よく聞かれる発達障害という言葉

 

私は発達障害を「個性」だと思っています。

 

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それが人により強烈な個性である時もありますが、

それでもやっぱり「個性」だと思っています。

 

発達障害は日本の文化や社会が「個性」を許容せず「障害」としてとり扱っている。

と思ってならないのです。

 

例えば落ち着きがないと言われる「AD/HD」ですが、

学校で椅子に座っていられないとなれば「落ち着きがない」と言われてしまうでしょうが、体をバリバリ動かす仕事などに就いた時に重宝される存在だったりします。

 

環境が変われば個性も「強み」に変わります。

座ってほしい、座るべきだと思っているのは学校や教師です。

 

毎日同じ事の繰り返しでなければ、混乱してしまうアスペルガーの男性がいましたが、

ある日、出家して今は毎日同じルーティンを規則正しくこなすお坊さんになっています。

 

環境さえマッチすれば、発達障害は問題にすらならない

 

またこれは、本当に私の個人的な意見になってしまいますので、

聞き流してもらってもいいのですが、

医療全体で今、診断基準が過渡期を迎えています。

 

もちろん「発達障害」の診断もです。

 

WHOが出す診断基準にICDと言うものがあります。

これはこの度30年ぶりに改訂され11版(ICD-11)が発行されています。

 

WHOのICDに先だって、

アメリカ精神医学会が用いるDSMと言う診断基準があり

DSM-5として数年ほど前から実際に使われています。

 

ただこのDSMー5に改訂したことにより特に「発達障害」の診断が変わり

「誰でもどれかの発達障害になってしまう」ようになっています。

 

今になって「大人の発達障害が増えている」という現状をご存じでしょうか?

 

これは発達障害児が大人になったのではなく、

「大人になってから発達障害の診断を受けた」と言うことです。

 

これはDSM-5を用いての診断が理由ではないかと考えています。

 

ただ診断を下す医師達を責めることも出来ないんですね。

最新版のマニュアル通りに診断しているわけですので、

 

今後WHOが出すICDー11が加わってくることになりますので、

発達障害」をどのように診断していくのか勝手に見守っている次第ですが、

 

ICD-11でも発達障害の項目はより細かく改訂されていますので、

今後今までであれば発達障害の診断にはならなかった人も発達障害と診断を受けるかもしれません。

※個人的な見解ですよ。余り大きい声では言えない話です。

 

【補足】 

AD/HDの人たちが人類の進化には深く関わっています。

ずば抜けた行動力はアフリカから歩いて大陸を移動していき、人類の生息範囲が

広まりました。

歴史を動かした人たちには発達障害の人が数多く存在しています。

戦後日本の高度経済成長時もAD/HDの人たちが活躍したと言われています。

 

アスペルガーの青年と流しそうめんの台を作った時の話。

 

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みなさん流しそうめんっていいます?そうめん流し?

私がデイケア作業療法士をしていた時の話です。

 

アスペルガー症候群は教科書的に言うと言葉のひだを感じ取れないと言われています。

言われたままの意味で捉えてしまう。

 

例えば「まっすぐ家に帰りましょう」寄り道せずに帰りましょうの意味ですが、

 

アスペルガー症候群だと

「まっすぐ歩いて家にどうやってたどり着くのか?」

「いきなり左に曲がらないと家には帰れないけど」みたいに、

 

ただ、あくまでも教科書なのでそうじゃない人もたくさんいます。

 

また受け答えに結果しか言わない時もあります。

 

全ての問いに「わからない」と答えるアスペルガーの子供がいました。

恐竜が大好きで人より絶対に詳しいはずです。

 

でも恐竜の質問をすると「わからない」とその子は言います。

 

そこには理由がありました。

 

恐竜が絶滅した理由を聞いた時、やはり「わからない」とその子は答えました。

 

しかし質問を細かく分けて聞いてみると驚くほど詳しく教えてくれました。

 

さっきまでの「わからない」はなんだったのかと思うぐらい。

 

その子供から言わせると恐竜が絶滅した理由はたくさん諸説があり、

研究者の中でも意見が分かれている。

 

一番有力な説はオーストラリアに落ちた隕石が原因ではないかと言われているが、

それもあくまでも仮説であり、本当のことは「わからない」と言うことだったみたいです。

 

奥深いですね。

 

説明にだいぶ使ってしまいましたが、アスペルガーの青年と流しそうめんの台を作った時、実際の竹を切り出して加工しました。

 

食品が通りますので二人で竹を綺麗に仕上げ掃除をしていた時、

私が「水止めて」とアスペルガーの青年に言いました。

 

私も不用意だったと後になって思ったことですが、

私は蛇口をひねって水を止めての意味だったんですが、

一向にホースからの水は止まらない

 

ふと目をやるとアスペルガーの青年は

「あかん!あかん!水とまらへん!」と必死で流れる水をせき止めていました。

 

 しっかりとした説明と言葉で人には伝えないといけないですね。

 

二人してビショビショになりましたが、いい思い出です。

 

終わり

 

ではまた✋