まだなにも決まっていない blog

全くブログのコンセプトは決まっていませんが更新はしていこうかと……。

認知症のあれこれ

みなさん、こんにちは、私です。

 

日本は男女ともに平均寿命の長い長寿国になります。

 

それ自体は喜ばしいことかもしれませんが、認知症になるリスクというのは長生きすればするほど高くなっていきます。

 

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認知症の予防に早い段階から脳トレで脳を鍛えるなどされている方も多いのではないでしょうか?

 

5歳までに始める認知症予防

 

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人の発達過程で認知機能というのは、5歳ごろまでにまず一気に伸びます。

 

幼児教育に力を入れているところは「子供の頭がやわらかいうちにたくさんいろいろなことを吸収させましょう」とよく言うように、この時の子どもの脳はスポンジのように何でも吸収していきます。

 

ただ私は教育者ではありませんので、幼児教育の内容まではよくわかりませんが、

医療の話でお話しするのであれば、5歳までに適切な幼児教育を受ける・受けないで

70年後に認知症になるリスクがかなり軽減できるかもしれません。

 

これは1960年代のアメリカの大規模調査で得られたもので、

その当時高校生であった8万2000人を対象に性格テストをしたものです。

 

本来の目的は「性格を調べる」でしたが、2010年代に追跡調査を行った結果

 

その当時に10代で成熟し、活動的で活力に満ちあふれているが、穏やかだと

性格が評価された人たちは認知症になっていない、もしくはなりにくいことが判明しました。

 

成熟とは責任感や信頼性、穏やかとはストレスの影響を受けにくい

活力はエネルギッシュな性質のことです。

 

穏やかさと成熟さがあれば10%、活力があれば7%の認知症に罹患するリスクが軽減されることがわかりました。

 

「三つ子の魂百まで」ということわざのように性格は少しずつは変化していきますが、

本質的なものは変わりません。

 

本質的な成熟さ、活力、穏やかさを獲得していくには10代や今後ではなく、

5歳までに成熟さ、活力、それに加えて穏やかな性格を育んでくれる幼児教育を

受けることが出来れば70年後の人生が変わるかもしれません。

 

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12年前から現われる認知症の前兆

 

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日本では65歳以上の高齢者のうち、15%が認知症であり、2012年時点では462万人になります。

 

世界で見ても4700万人、WHOの推定では2030年までに7500万になるとされています。

 

将来認知症に罹患することがわかる特定のタンパク質も見つかっており、

認知症を発症する前の段階で薬を予防投与し発症を抑えること、早期に発見することが

非常に重要であると言われています。

 

認知症の前段階に「軽度認知障害(MCI)」があります。

 

軽度の物忘れが主体になるものですが、大抵は「歳だから」と物忘れの自覚がありながらも、

見逃してしまっていることが多く、この状態を放っておくと、必ずいつかは認知症を発症することになります。

 

この物忘れは認知症を発症する平均9年前から、長い人では12年前から始まっており、

もし自覚がある方は専門機関への早めの受診をおすすめします。

 

加齢によるただの物忘れと、軽度認知障害でおこる物忘れの違いは、

例えば買い物で「○○を買ってきて」と頼まれたとします。

 

もしその頼まれたものを買い忘れたとして、

「あ~買ってきて言われてたのに、買い忘れたー!」となれば加齢による物忘れになります。

 

軽度認知障害であれば

「えっ?なにが?」と買い物を頼まれたことも記憶に残っていない物の忘れ方になります。

 

 

マルチタスクは脳を損傷し、シングルタスクは脳を活性化させる

 

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日々の認知症予防にや、いつまでも脳の認知機能を保つ目的で、脳トレをしている人も多くいるのではないでしょうか?

 

脳も筋肉と同じで使わなければ衰えてしまいます。

 

一般的に脳機能は30歳を境に低下していくといわれていますが、

これは全くなにもしなかった場合の話であり、最近の研究によっては脳の機能は向上させていけることがわかっています。

 

脳機能の向上にはなにをすればいいのか?

 

何事も継続が大切ですので、日常的に取り入れやすいものがおすすめです。

 

ただ脳機能のためにはマルチタスクは逆効果になります。

 

マルチタスクは脳機能に損傷を与え認知機能の低下を招くことがわかってきています。

マルチタスクとは同時に複数のことを行うことです。

 

あれも、これも、同時に行える処理能力があれば、きっと社会的には重宝されると思いますし、単純にできる人と周囲からは思われると思います。

 

また複数のことを行える方が認知機能が鍛えられる。

 

それこそ脳トレになるように思うと思いますが、体のトレーニングでも過度に行えば、

体を壊してしまうように脳も同じで過度な脳トレは脳に損傷を与えます。

 

これは昔から言われていた脳を使いすぎると認知症になりやすいということに

説明がついたことになります。

 

今まで脳を使わないのも認知症になりやすい。

脳を使いすぎても認知症になりやすいとなんとなく言われてきました。

脳を使わないのは説明が付きますが、脳を使う人も認知症になりやすいと

なれば認知症の予防とはどうすればいいのか?と矛盾が生じていました。

 

脳は使わないと認知症になるリスクは上がります。

 

ただマルチタスクで脳を酷使することも認知症につながります。

 

ですので認知症予防にはシングルタスク

一つの課題に対して一生懸命に向き合うことが大切になります。

 

あれもこれもとしようとはせず、一つの課題に対してコツコツとこなしていくことが

一番の脳トレにつながります。

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老化した脳、薬で回復

 

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これは国立神経医療センターなどの研究チームのマウスを使った実験で、

老化して衰えたマウスの脳の修復力を薬剤で回復させることに成功したと

科学誌ネイチャー・エイジングに論文が掲載されたものです。

 

老化などに伴い、脳の神経細胞を保護する構造が損傷してしまうことがあります。

 

もしその損傷が軽度の場合、脳内の別の細胞の働きにより修復してくれますが、

加齢に伴ってその修復力も衰えてしまいます。

 

それは脳の働きの低下につながることになります。

 

研究チームは脳の神経細胞を保護してくれる細胞表面にあるタンパク質の「APJ受容体」を薬剤で活性化させることで、神経回路の修復が促進され、実際にマウスの運動機能の低下が緩やかになったとのこと、

 

今後このAPJ受容体を活性化させる治療薬が開発されれば、高齢者の認知機能を健康に保つことにつながり、アルツハイマー病の治療にもなると期待されています。

maedaaaclinic.hatenablog.com

 

[rakuten:book:19958590:detail]

[rakuten:book:15920448:detail]

終わり

 

ではまた✋