まだなにも決まっていない blog

まえだ治療院(兵庫県加古川市の整体院)

ワクチンの歴史「人類と病気との戦い」

みなさん、こんにちは、私です。

 

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新型コロナウィルスのワクチンが日本でも承認されてから、

それなりに時間も経ちましたが、

これで今まで通りの日常が少しずつ返ってくることを

私としては切に願うばかりです。

 

人類と病気との戦いというのは、ずっと昔から続いています。

 そんな中、唯一人類が勝利したといっても過言ではない

病気に「天然痘」があります。

 

悪魔の病「天然痘

天然痘

感染力・致死率ともに非常に高く、紀元前から人類に恐れられてきた病気です。

 

天然痘に罹患してしまうと、高熱が起こり、全身に膿疱が生じます。

これは仮に治癒したとしても、痘痕(あばた)を残すことになり、

(あばたもえくぼ、のあばたです。)

紀元前のミイラからも痘痕は確認されています。

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 天然痘は世界中で確認されており、18世紀までは世界中で「悪魔の病」と

言われていました。

 

 

この天然痘のワクチンを開発したのがイギリスのエドワード・ジェンナーです。

 

 1778年、ジェンナーは牛の乳搾りをしている女性から

「牛痘(牛がかかる天然痘)にかかったことのある人は天然痘にかからない」

という話を聞き、天然痘の予防に使えるのではないかと思いつきます。

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以後18年間、ジェンナーはこの仮説の証明に没頭し、

1796年、ついに人体で試すことに踏み切ります。

 

被験者はジェンナー家の使用人の息子(諸説あります。)だった8才の少年です。

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ジェンナーは牛痘の膿を少年に摂取しました(種痘)

6週間たっても少年には大きな症状の変化は見られない

そして今度は天然痘患者から採取した膿を少年に摂取します。

 

結果、少年は直接的に天然痘を摂取したにも関わらず、

天然痘を発症することはありませんでした。

 

事前に病原体を体内に入れることで免疫を獲得する「ワクチン」が、

この時開発されたのです。

 

ジェンナーはワクチンがより多くの人のもとに届くように、

この種痘法の特許は取りませんでした。

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そのためヨーロッパ全土にこの種痘法が広がり、

ジェンナーは「近代免疫学の父」と呼ばれています。

 

 ジェンナーのワクチンの発見は、後にフランスのルイ・パスツール

ドイツのロベルト・コッホに受け継がれていき、以降も狂犬病コレラ結核などの

予防に絶大な効果を発揮しています。

 

 その後も天然痘ワクチンは改良を重ねていき、1977年にソマリアの患者を最後に、

天然痘は世界で確認されることはなくなり、

1980年にWHOは「天然痘の根絶」を宣言しました。

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 ジェンナーが、ワクチンを作ってからおよそ200年後のことです。

 

しかし、天然痘が根絶したのは「自然界」からであって、

天然痘のサンプルはアメリカ軍が保有していると言われています。

 

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1995年にサンプルを廃棄する話もあったそうですが、

未だに保有していると言われています。

 

 

ちなみにワクチン:vaccineという言葉はパスツールがジェンナーの業績を記念して

ラテン語の雌牛を意味するvacaから付けた名前です。

 

終わり

 

ではまた✋